インタビュー
脳内アップデートの驚愕の秘密とは?「奇跡の音源」松島宏和インタビュー
2010.03.01[インタビュー]
さまざまな商品が群雄割拠しているインフォトップ。
そのなかでも、ひときわDI-VE編集部の目を引くものがあった。
「聴くだけで、勉強、仕事に集中できる脳内アップデート」がそれだ。
「耳ではなく、脳で聴く」「音楽ではなく、単純に音」・・・そのしゃべり口に揺るぎはなく、どんどん惹き込まれていく。早くしてプロミュージシャンとしての道を歩み、占い、コンサルティングと数々の仕事を経験してきた松島宏和氏。そんな彼が生み出した「奇跡の音源」脳内アップデートの正体とは、いったい──
松島 宏和(まつしま ひろかず)
フリーランスのベーシスト&サウンドクリエイターとして、楽曲製作や歌詞提供、各種ディレクション、舞台音楽制作、イベントオーガナイズ、各種音効製作、ナレーション収録など多岐にわたり活動。音楽活動以外にもプロ占術師(占い師)としても活躍しており、「スピチュアルタロット」「西洋占星術」「九星気学」「奇門遁甲」と、それぞれの占術の長所を取り入れた方法で鑑定を行っている。それらを活かし、企業での占術コンサルティングも行う。
聴くだけで、勉強、仕事に集中できる「脳内アップデート」
──本職ではフリーランスのベーシスト&サウンドクリエイターをされていますが、音楽活動以外にもさまざまなお仕事をされているんですね。
はい。音楽関係でいうミュージシャンとしての活動以外にも個人レッスンの講師、ラジオ番組のパーソナリティーもしています。自分から発信している仕事が多いですね。
あとは「占い」ですね。心理学や脳科学、統計学的な西洋占星術やスピリチュアル的な部分などいろいろ組み合わせているので、幅広く対応できるのが強みになっています。
──いろいろな仕事をしていく中で、見えてくるものなどはありますか?
広い視野で物事を見られるようになったことです。たとえば会社なんかでも、ひとつのことに固執してしまうと他のことが見えなくなってしまうじゃないですか。多角経営が良いとまでは言いませんが、ある程度まんべんなくできると多くの視点から物事を見られるようになると思うので、そういう部分では応用が利きますよね。あとは、単純に興味があったからいろんな仕事をやってみた、というのもあります。
──「脳内アップデート」も、数ある興味の中のひとつから作成・販売してみようと?
実は、もともと脳内アップデートを売るつもりはなかったんですよ。僕自身が仕事をするときに集中したくて作ったものなので。昨年、auの公式サイトの原稿を書いていたんですけど、そのときの仕事がもの凄く忙しくて。十二星座占いの原稿で、12星座×金運・恋愛運などの運気のアドバイスもしていたので、1ヶ月の原稿料が1000を超えてしまって。「これ、どうするんだ」となったときに、今回の脳内アップデートを作ったんですね。もともと「音楽で脳波をコントロールする」という音楽療法の知識があったので、その理論を応用して自分のために集中できる音を作ろうということで作りました。
──「脳内アップデート」を商品として販売しようと思ったきっかけはありますか?
ちょうど脳内アップデートが完成したとき、僕のクライアントさんに差し上げたんですね。で、それをクライアントさんが聴いたところ「これ凄いね、一緒に売ろうよ」という電話が来まして(笑)そこから販売しようという流れになって、いろんな方の意見を取り入れながら半年かけてようやく完成しました。
──私も聴かせていただきましたが、雑念がフッと消えていく感覚になりました。
脳内アップデートは、一般的なリラクゼーションミュージックとはまったく違うアプローチで作られているんですね。それにはもちろん理由があって、音楽って人の好き嫌いに左右されるじゃないですか。ロックが好きな人がいれば、クラシックが好きな人もいる。その音楽を「リラックスできる」とか「集中できる」と感じる方がいても、そのカテゴリの音楽が嫌いな方は聴いた瞬間に拒絶反応を示してしまうことが多くて。
──「脳内アップデート」は、音楽ではないということでしょうか?
音楽ではなく単純に「音」ですね。耳ではなく直接「脳」で聞くと。実際に脳内アップデートを聞いた方からも、やる気や身体能力が向上した、目の前の仕事に集中できたという意見が多かったんですよ。
──松島さんはもともと集中力があるほうだったのですか?
僕は20歳のときから音楽の仕事をずっとやっているんですけど、音楽の仕事って凄くシビアなんですね。スタジオ入りするなり、すぐに楽譜をもらってその場でこう弾いて、と。使用料金も、当時は1時間で5万円~6万円かかりましたし、長引けば当然お金もかかるからプレッシャーが凄かった。だから、もう集中するしかないんですね。いかに集中して、効率良くできるか。それを音楽の現場で培っていくうちに、物事にスッと集中できるようになっていきました。
──ただ、いざ仕事に取り掛かろうと思ってもスッと仕事に入っていけず、集中力が散漫になってしまう方は多いかと思いますが・・・
それも結局、学習なんです。どんな人であっても、初めてやる仕事は凄く時間が掛かってしまいますよね? でも、2回目3回目からは作業時間はどんどん短縮されていくと思います。
脳も同じで、「聴くだけで集中する、やる気・モチベーションが上がる」という状態を学習によって作り上げてしまえば良いだけです。
──脳内アップデートを聴くことで、その状態を作り出すことができると。
脳内アップデートはその状態を「半ば強制的に」作り出してしまうんですね。続けていくことで脳はその状態を覚えていくので、スッと集中できるようになれると思います。
──仕事にスッと取り掛かれる脳にするための「切り替えのコツ」などはありますか?
切り替えのコツですか・・・心理学的にいう「アンカー」、つまり「きっかけ」なんですね。たとえばイチロー選手は、ピッチャーと対峙するときにバットをピッチャー方向に向けますよね。それがイチロー選手にとってのアンカーになっている。アンカーは自己催眠の一種になるんですけど、集中できる人というのはだいたい自分のアンカーを持っています。
ただ、アンカーを持っていない人には「集中したくない」という雑念がどこかにあると思うんです。そこでオススメなのが、「最近、凄く楽しかったことの感覚を集中する感覚と刷りかえる」ものです。頭の中で楽しかったこと、ワクワクしたことを思い出して机に向かって、「パチン」と指を鳴らす。その瞬間に集中する、というように自分の儀式を作ってしまうと。
──それならすぐに実践できそうですね。
それ以外では、仕事を集中する用のペンを持っておくというのも良いですね。「自分はこのペンを持ったら集中モードに入るんだ」というペンをひとつ持っておいて、「さあやるぞ!」というときにペンを持ち替えて意識を切り替えると。
あと、僕はいろいろなところでお話をするんですけど、思ったことって絶対現実になるんです。たとえばバスケットをしていて、スリーポイントが決まれば逆転勝利という場面で、「ヤバイ...、どうしよう。入るかな?」という気持ちと「絶対入る。俺が決めてヒーローになる」という気持ち。このふたつのメンタルで絶対に結果が違ってきます。
──やる気・モチベーションや集中力も、気持ちが占める割合が強いんですね。
そうですね。さっきのバスケットの話でも、その場面を経験している人は凄く分かると思うんですよ。シュートを打つ瞬間に少しでも心が折れたり雑念が入ったりすると、同じ人が同じ能力で同じ時間に打ったシュートの結果が変わってくる。集中力もそれと同じで、結局はメンタルの問題なんです。
──メンタルの問題を克服するための方法も「脳内アップデート」にあるのですか?
メンタルの問題は、やる気・モチベーションや集中力といったものが主なので、そこに至るまでの雑念を脳内アップデートで取り払ってあげればいいんです。そう考えると、脳内アップデートの音を「聴くこと」自体がアンカーになるんでしょうね。
──そもそも、やる気・モチベーションや集中力を上げたいと思わなかったら「脳内アップデート」を聴かないでしょうしね。ちなみに脳内アップデートを聴くときは、ヘッドフォンやイヤホンで聴くとより効果が期待できます。1回脳がアルファ波の状態=雑念が取り払われてスッと作業に入れる状態を覚えると、集中できるまでの時間がだんだん短くなって作業効率もどんどん上がっていくので。
──ちなみに、松島さんが持っているアンカーは何ですか?
僕の場合「イメージ」ですね。ワクワクしたりドキドキしたりしたことの記憶を思い浮かべて、指を「パチン」と鳴らして仕事に取り掛かります。あと、一日のなかで集中しやすい時間帯を作っていますね。一日のサイクルを同じように保って、できるだけ規則正しい生活をすることで効率よくいろいろなことをしようと意識しています。
──アスリートでは、イチロー選手も毎日同じルーティンで過ごしています。
イチロー選手のように、同じルーティンで規則正しい生活をすることにも理由があって、実は人間の体内時計って24時間じゃなくて、どちらかというと25時間に近いサイクルなんですよ。地球の一日は24時間なのに、人間の体内時計は25時間だから絶対にズレてしまうんです。
このことについてはドイツの研究者・ユルゲン・アショフが、1965年に外の光や音などを遮断した地下室に26人の人を1ヶ月間生活させ、自然に起きて自然に眠るリズムのデータを取ったり、近年でもアメリカの研究グループが同様の実感を繰り返して似たようなデータを出しています。だから自然の中で暮らすならまだしも、昼も夜もない文明社会の中で生活する私たちは意識して規則正しい生活をしないと鬱になったり体調を崩したりしてしまうんですね。
──人間が25時間に近いサイクルで動いているというのは初耳でした。
あと、補足すると人間には「バイオリズム」というものがあります。調子の良い時期と悪い時期と言い換えたほうが分かりやすいかと思いますが、バイオリズムが上がっている時期=調子の良い時期に頑張ることが上手くいく近道なんですね。
バイオリズムって本当に大事で、たとえば会社でもバイオリズムが下がっているときに立ち上げた、新規事業をはじめた会社は上手くいかないことが多いです。大企業などもこれを取り入れていて、僕も大企業ではないですが、バイオリズムや統計学を用いて企業のコンサルティングをすることがあります。
──バイオリズムには、大企業が実践するだけの信憑性があると。
そうですね。大企業の新商品の発表ひとつを取っても、新月や満月に行われることが多いんですよ。新月というのは物事を始めるのに適していて、満月は収穫の時期に適している。企業が発表するプレスリリースも新月や満月が圧倒的に多いですし、上手くいっている企業ほどそれをやっているんですよ。あと、芸能人もそのあたりは意識していると思います。僕はタレントの名前をつけることもあるんですけど、姓名判断で名前をつけますし、契約する時期もバイオリズムに基づいてアドバイスをすることがありますし。
──話は戻りますが、日々同じような生活リズムで過ごしているということで、一日のどの時間帯にクリエイティブな作業をしていますか?
人間のサイクルを考えると、やはり夜はダメですよね。「朝赤ちゃん、夜老人」と言うんですけど、明日の朝にもう一度生まれ変わるために、夜睡眠をとる。そう考えると、クリエイティブな仕事をする時間帯は「午前中」というふうに決まってきますよね。夜は長い時間起きているので集中力も低くなって、どうしてもミスが多いです。なので僕の場合、夜はなるべくルーティンワークをするようにしています。
──夜という時間帯は、クリエイティブな作業に向いてない?
たとえば、夜に飲み会の席で「次こういう仕事をやろうよ」と話題に上がってもなかなか実現しないんですよ。次の日の朝、冷静になって考えてみるとやっぱり違うなと(笑)テレビでもラジオでも、深夜に行けば行くほどまったりした番組が多くないですか? あれもおそらく視聴者が疲れているという意識が作り手にあるからだと思いますよ。
──松島さんのようなクリエイティブ職の方は、みんな「午前集中型」なのですか?
いや・・・結構グダグダです(笑)朝まで飲んだりしていますからね。途中で帰るヤツは許さねえぞ、みたいな(笑)だからレコーディングも午後からが多いですし、ミュージシャンの世界では正午12時入りは早いと言われるぐらいで。まあでも最近はだいぶ違う感じになってきているかなとは思います。特に若い世代なんか午前中から動いている人が多いですよ。
──松島さんの一日のスケジュールを教えていただけますか?
何も予定がなければ8時30分には起きています。それから9時ぐらいまでに朝ごはんを食べて、9時から10時まではメールの返信、ニュースやツィッター、ブログの情報をチェックしていますね。で、10時~午前中にかけては脳にスイッチを入れて新規事業などの重要な案件に取り掛かります。午後からは既存の案件に手をつけて、夕方から夜にかけては新しいことはやらずに、慣れている作業をやります。「これで大丈夫かな?」と簡易的なチェックをしたり、書類を作ったりといった作業が多いですね。
──そのスケジュールは、会社勤めしているサラリーマンがそのまま使えそうですね。
フリーで仕事をしている僕が実践できているので、時間が強制されているサラリーマンの方のほうが実践しやすいはずなんですけどね。おそらく、多くのサラリーマンは朝起きたときに「ダルイ。今日行きたくない。もう少し寝ていたい」といったマイナスの思考が働いてしまって、それがもうストレスになってしまうのかなと感じますね。
──会社に行くこと自体がストレスになっていると。
そうですね。結局自分が行きたくないと思っているところに行ったところで仕事の効率は上がりませんし。本来、朝決まった時間から定時までの時間で区切っているのは凄く良いことなんですけど、それをあえて、自分で実践している僕やフリーの個人事業主との意識の差は大きいと思います。だからこそ、そこから変えていかないと。
──「脳内アップデート」を通勤の電車などで聴くことで、仕事への集中力やモチベーションを上げることはできますか?
十分できると思います。「職場に行くこと」に対するストレスを軽減できるので。それに、あの満員電車の中で今日一日やらなきゃいけない仕事を考えよう、新規事業を考えようといっても無理じゃないですか。それだったら、脳内アップデートを聴いて脳が集中しやすい状態まで持っていけばいい。また、脳内アップデートは聴くだけでそういう状態になるように作ってあるので、会社に着いて仕事を始めようというときのモチベーション・仕事の効率は絶対に変わってくると思います。──プレゼン前など、緊張してしまう場面でも使えるかもしれませんね。
そうですね。プレゼンなどで人前に立つことが多いのであれば、脳内アップデートを聴いて気持ちを平常に保つことで「意識の整理」ができるので、脳が物事を冷静に考えられる状況になるんですね。あがり症の人だったり、落ち着かない状態にある人というのは脳波が凄く高い状態にあるんですけど、脳内アップデートを聞くことで脳波を低いところに落とすことができるので。
──スポーツをされている方でしたら、試合前に聴いても集中力を高められそうです。
試合前は良いですね。肉体的なウォーミングアップが済んでいればあとは精神の問題なので、さきほどのバスケットの話ではありませんが、そういう使い方をすることで試合の結果も変わってくるかもしれません。
──最後に、脳内アップデートをはじめようと思っている方にアドバイス・メッセージをお願いします。
脳内アップデートは、音楽ではなく脳に直接作用する「音」です。音楽はそれを聴いた人が拒絶してしまうと効果がないんですけど、脳内アップデートは人の生体反応を理論として取り入れているので、ほぼすべての人に効果があります。これから何かを頑張ろうとしている人、夢に向かっている人、仕事でプロジェクトを実現させたい人。そういう人にとって凄く強力なツールになると思いますので、ぜひ一度試してみてください。本当にビックリすると思いますよ。松島 宏和(まつしま ひろかず)
フリーランスのベーシスト&サウンドクリエイターとして、楽曲製作や歌詞提供、各種ディレクション、舞台音楽制作、イベントオーガナイズ、各種音効製作、ナレーション収録など多岐にわたり活動。音楽活動以外にもプロ占術師(占い師)としても活躍しており、「スピチュアルタロット」「西洋占星術」「九星気学」「奇門遁甲」と、それぞれの占術の長所を取り入れた方法で鑑定を行っている。それらを活かし、企業での占術コンサルティングも行う。
聴くだけで、勉強、仕事に集中できる「脳内アップデート」




