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そろり始まった、脱!日本
2010.01.14[ニュース]
寅年がスタートして、新興国の頑張りが目立つ新年のニュース群。
けれども頑張ってるのは外国だけではない!とばかりに、紙面を賑わせているのが「ユニクロ」。
不況下の勝ち組企業「ユニクロ」、業績も上方修正とのことでうらやましい限り。
そのユニクロでもっと目を引いたニュースが、こちら。
「ユニクロ」世界へ 数百人転勤 国内好調 12月売上高11.5%増 (SanKeiBiz)
市場は日本だけではない。本格的な海外進出を目指す中、社員も海外展開に伴って移動する。
もちろん出るだけではなくて、日本で外国人社員の教育も行う・・・とのこと。
釣りにたとえれば、「魚がいるところに行って、糸を垂らす」ということでしょうか。
個々の企業レベルではこれまでも転勤、海外勤務は行われていたものの、一企業がこれだけ明確に社員の大規模な海外勤務について述べたのは、聞いたことがありません。
トップや企業の少数がグローバルに移動、仕事をするのではなく、いわば全社員が一丸となって(もちろん、現地採用の海外社員も含む)世界に出て行こう!フィールドは無限にある!を実践されるのは、日本企業としては余り例がないことなのではないのかな、と思う。
ただ柳井会長は変革期のリーダーらしく、もしかしたら「日本はツマラン!こんなのに構って沈没するのはお断りだよね」的な思いがあったのか、なかったのか、ちょっと不安に駆られます。
厳しい競争の只中に立ち先頭を走る者にとって、この日本はいささかクダラナイ存在になりつつあるのではないか、市場としての魅力もその基盤である政治行政も「付き合ってられない」存在になりつつあるのではないか、少々不安に思うわけなのです。
・・・というのも、日をおかずにこんな記事が。
仕事なく海外脱出相次ぐ 給料ダウンでもお金たまる? (J-CASTニュース)
仕事をしたくても見つからない、日本にいても年金もらえるかどうかもわからないし、増税は目に見えている。政治も行政もあてにはできない・・・何も日本にこだわらなくたって、生きていける。
「若いうちは、どんどん外に出て~」と、余り大きな声で言いたくなくなってきました。
働く世代と有力企業がダブルで外に出た時、日本に何が残るんでしょう。
少子高齢化と人口減が目の前に迫っている日本で、静かに始まった脱!日本の動き。
必ずしも不況のせいばかりではないだろう、この動き・・・せめて「夢」を描けるような何かが欲しい。
頑張っても夢ひとつ見ることが出来ない国なんて、誰だっていやになります。
そのうち本当に「もう、こ~んな国や~めた!」なんて言われないよう、政府も危機感を持った方がいいのでは?





