インタビュー

「ベンチャーで変える。日本経済を変える」早川周作インタビュー【第三弾】

2009.11.16[インタビュー]

「今、ベンチャー企業の将来が危ない!」こう断言するのは、日本リーディング総合法務事務所の代表を務める早川周作氏。

そんな早川氏が目指しているのは「ベンチャーで、日本を変える」こと。それを実現するため、決して歩みを止めることなく日々を邁進している。全力疾走を続ける日々の中で、早川氏のベンチャーに対する想い、そしてこれからのベンチャー企業が歩むべき将来について伺った。
【第三弾】「貧乏であっても幸せ」というのはある意味キレイごとだと思うんですよね

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早川周作早川 周作(はやかわ しゅうさく)

高校時代に家業の建設会社が倒産し、父は借金取りの厳しい取り立てに蒸発。
そ れまで何不自由なく暮らしていたが、母と二人が残され途方に暮れた。しかし、前向きな上昇志向で立ち直り、大学進学を目指して上京。朝の新聞配達から深夜 の皿洗いまで、アルバイトで生計を立てお金を貯めて大学へ進学。そして、学生時代より法律事務所勤務を経て学生起業家として多くの会社の立ち上げに参加す る。

現在も複数の会社の役員として「会社設立からIPOまで」を合言葉に夢の実現をお手伝いしている。更に大学3年時より大手資格予備校の教壇で法律系資格の指導を通じ、熱いメッセージを贈り続けてきた。現在までの受講生の数は数千人に及ぶ。「ハンディがあっても、何度失敗しても、コネがなくともチャンスが与えられ、若者が夢を持てる社会にしたい」と幅広く活動している。


学びのワンダーランドTERAKOYA:日本を変える男・早川周作ミニセミナー
夢のカタチはひとつじゃない-早川周作オフィシャルブログ


──本田健氏、澤上篤人氏とともに「21世紀の幸せ、夢、お金の考え方」という講演会を開催されましたが、この講演会を開催しようと思った理由を教えていただけますか?

「幸せ・夢・お金」という概念は、結局考え方ひとつで変わってくるものなんですよ。そして、その根底の部分として「本当に成功している人たちは、幸せ・夢・お金についてどういうふうに考えているのか」ということを一人でも多くの方に伝えたかった。それが講演会を開催した大きな理由です。それで「お金」については澤上さんとは以前より懇意にさせて頂いていましたし、「幸せ」という部分を語っていただくため本田健さんをお招きして講演会を行いました。


──講演会にはどういった方々がご来場されていましたか?

早川周作氏 インタビュー風景ドクターからOLさんまでいろんな方がいましたね。
不思議だなあと思ったのが、会社の経営者とか弁護士とか、ある一定の成功を収めた方たちがさらに成功していきたいということで講演会に来場していたんです。

アクセルを踏まない人はまったく走り出さないのに、すでに踏んでいる人はさらに加速していっているんだなと。今後は、「アクセルを踏む人、踏まない人」の溝を埋めていく作業をしていきたいですね。


──「アクセルを踏まない人」は、どこに踏めない原因があるのでしょうか?

まず、やり方がわからないということと、「志・夢・情熱」を持っていないということでしょうね。なので、「志・夢・情熱」を持ち、アクセルを踏み出せるきっかけとなるような講演会やセミナーをこれからどんどんやっていきたいですね。
ちなみに今度「赤ちゃん脳に戻ろう」というセミナーをやろうと思っているんです。これはどういうことかというと、小さい頃って何も考えずにがむしゃらにやっていたじゃないですか。必死になってハイハイして、必死になって立とうとして。あれって、脳が「やればできる」という状態になっているからできることなんですよ。でも、大人になると失敗体験のほうが先行してしまって、思いっきりアクセルが踏めなくなる。それを「赤ちゃん脳」に戻すことで「やればできるんだ」という成功体験が勝るようになって、結果的に考え方が大きく変わっていくんです。


──「失敗は悪」というイメージも、なかなかアクセルを踏み出せない要因のひとつですよね。

今の日本の風習はまさにそうですね。あのディズニーランドを作ったウォルト・ディズニーでさえも破産という大きな失敗を経験しているんですよ。ただ、今の日本の破産法は「一度失敗した人間には手を差し伸べない」というシステムですよね。そうではなく、失敗は成功に近づくためのひとつの要因なんだよと。赤ちゃんも、失敗しているからこそ立てるようになっていくわけですから。


──日本では一度失敗してしまうと、今までの成功がゼロになってしまうかのような叩かれ方をされますしね。

早川周作氏 インタビュー風景僕も選挙に落選したときはキツかったですね。
さんざんイジメられましたから(笑)

でも僕はそのときの敗戦の弁で「全然落ち込んでいません」という話を冒頭にしたんです。失敗しても「もう一回やればいいんだ」と思いましたし、やった人間の経験は何よりも強い。経験を活かしてステップアップしていけばいいわけですから。また、そういう風潮に世の中を変えていくべきだと思います。


──幸せとお金の関係について「たとえ貧乏であっても、幸せならそれで良い」という考え方もありますが...

「貧乏であっても幸せ」というのはある意味キレイごとだと思うんですよね。僕は風呂なしトイレ共同のアパートで水しか出ないという生活を体験しましたが、「絶対に成功してやるんだ」という強い志があったから不幸を感じることはありませんでした。でも、法律事務所に勤務していたときに家族の離婚をはじめ、大変な出来事を見てきていますが、最終的にはカネの切れ目が縁の切れ目というか...。1億や2億といった突き抜けた金額でなくても、ある一定の、生活に一切の不自由を感じないレベルのお金は所有しなければダメだと僕は思いますし、恐縮な言い方ですけど、幸せとお金は切り離せないものだと思います。それに、夢や志を実現するためには絶対お金は必要ですからね。


──よくご覧になる新聞、テレビ、雑誌などはありますか?

実は僕、新聞とってないんですよ(笑)以前どこかの会社から「日経新聞の正しい読み方」を新入社員向けに話してくれって言われたことがあるんですけど、「ごめんなさい、日経読んでいないんです」って(笑)そういった情報をこちらからキャッチする時間は無駄だと思っていて、人と会って話していくことで情報をもらっている感じですね。
各業界について貪欲に勉強していく姿勢が僕にはあるんで、業界における勝ちパターン、原理原則さえ掴んでしまえばあえて僕から情報をキャッチしに行くという姿勢は必要ないと僕は思っています。


早川周作氏 インタビュー風景──早川さんが影響を受けた人物や本などはありますか?

僕の場合、本やテレビで見る「遠くの人」から影響を受けるよりも「近くの人」に影響を受けながらここまで来ていますね。身近な人間から吸収していくなかで追い越して行こうと思って上へ、上へと段階を踏んで進んでいっています。


──大人物の出した本をひたすら読み漁っているという方もいらっしゃいますが...

いくら大人物の著書とはいえ、時代によって「勝ちパターン」は違いますからね。私が尊敬する経営者の一人である本田宗一郎さんが今から「世界のHONDA」を作れるかといったらそれは無理な話ですよ。そのときの時流時流によってやり方が違うわけですから。たくさん本を読むということはそこまで必要ではなくて、あくまで今の時代にあった、今の流れに沿った形での「勝ちパターン」を学ぶことができる本を読むべきだと思います。


──早川さんの1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?

午前中については原則、会議が入らない限りは家で子供と遊んでいて、その合間にメールをチェックしたり電話応対をしています。で、仕事のときは1日に7人~8人と1時間刻みで立て続けにお会いします。忙しいときは朝の10時から夜の7時まで1時間おきにひとりずつ会うという日もありますよ。だいたい夜も2~3件は予定が入りますね。パーティーにしても何にしても、誘われたら基本的に行くようにしています。


──そういった日々のコミュニケーションが人脈を作っていくのでしょうね。

早川周作氏 インタビュー風景僕、コミュニケーションというものは非常に重要だと思っていて、どんな集まりであってもある程度人数がいるんだったら必ず顔を出すようにしているんですよ。「月2000枚名刺を配る」ということが目標ですから。それこそ10分だけ顔を出して、また10分だけ顔を出す...ということもありますし、結構ハードですね。でも、深い人間関係・良い人脈を勝ち得るためにはそれぐらいしないと。実際、それだけの人とあっても長いお付き合いになるのは100人に名刺配って1人いるかいないかなんですよ。


──それでは最後に、早川さんの「夢」を教えてください。

ひとりでの多くの人に「夢」を与えていくこと。それが僕の「夢」ですね。


早川氏インタビュー全三回!

【第一弾】日本を変える男の未来ビジョン
【第二弾】自分のやりたいことを実現するには何が最短距離か
【第三弾】「貧乏であっても幸せ」というのはある意味キレイごとだと思うんですよね



【関連サイト】
学びのワンダーランドTERAKOYA:日本を変える男・早川周作ミニセミナー 
夢のカタチはひとつじゃない-早川周作オフィシャルブログ

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