インタビュー
クロノスハイが、情報起業の常識を突き破る~川口貴史インタビュー~
2009.11.09[インタビュー]
ある日のインフォトップ。
何気なく売上ランキングを見ていると『クロノスハイ』という見慣れない商品が。
さっそくページを開いてみると、なかなかしっかりとした作り。売れる理由もわかるな~と思いつつ、値段のところまでたどり着いた。
『1,900円』...思わず我が目を疑った。
このボリュームでこの値段は業界の常識からすれば考えられない。
単なる値段の設定ミスなのか、新しいマーケティングの形なのか、それとも...
その答えは、クロノスハイの作者である川口貴史氏へのインタビューですべて明らかになる。
川口 貴史(かわぐち たかし)
1975年、京都生まれ。専門学校卒業。営業職を経て、ネットビジネスでの成功を契機に自分の経験や技術を企業経営に役立てたいと考え、ITコンサルティングの道へ。2007年に専業アフィリエイターとして独立し、翌2008年に株式会社ハイスピード設立。インフォプレナーとしてのデビュー作【クロノスハイ】は、発売2週間で4000本を超える爆発的なヒットを記録した。
──発売してからすぐにランキング1位を獲得するなど話題の『クロノスハイ』ですが、現在までに何本ほど売り上げていますか?
クロノスハイは10月5日から本格的に発売開始したんですけど、2週間で4000本ぐらい売れていますね。クロノスハイについては自分でも狙って出したところがあるんです。どうせやるんだったら、目立たないと意味がないじゃないですか。ただ、賛否両論はありましたね。
──教材1本で1,900円というのは、ある種の価格破壊ですよね。
そうかもしれないですね。ちなみに販売ページをご覧いただければわかると思いますが、僕の商品はひとつ売るごとに1円マイナスになるんですよ。それでもメールサポートを付けてやっています。メールは1日200~300通は来るので、そのメールサポートを僕自身ですべて対応しています。たとえば、こんなサイトができたんですけど見ていただけますかといった質問や、狙ったキーワードで上位表示できましたといった喜びの声とか。まれに1日遅れで返信することもあるんですけど、極力当日返すようにはしています。僕は常にPCの前に構えていますから(笑)
──『クロノスハイ』における川口さんの手法が、今後のネットビジネスにおけるひとつのビジネスモデルになり得るのでは?
これをやったことが良いのか悪いのかは分かりませんが、とにかく1回試してみたかったというのがあったんです。情報起業は、どうしても利益を取りにいくことが優先になってしまいます。それなら逆に、情報起業で赤字で出してみたらどれだけの購入者さんが集まるのかなと。まあ、ある種のマーケティングですよね。価格破壊をするつもりはなかったんですけど、クロノスハイによって今まで情報起業に対して躊躇されていた方のシェアが取れるのではないかと思っていました。──実際に試してみて、このマーケティング結果は想定通りでしたか?
そうですね。ただ、思っていたより売れました。1ヶ月で3000本売れたらいいかなという予想だったんですけど、2週間で4000本売れちゃいましたからね。
──『クロノスハイ』をきっかけに情報起業を知ったという方もいらっしゃるでしょうね。
私のところにもそういった声は届いていますよ。特に年配の方からの声が多くて、74歳の方から『この教材ならできそうな気がしました』というメールが来たりするんです。情報起業における新たな市場を開拓できたのかなという実感はありますね。
──『クロノスハイ』を使って、すでに川口さんほど稼がれた方はいらっしゃいますか?
さすがにまだそういった報告は受けていないんですけど、クロノスハイを使って狙ったキーワードで1位を取ることができたという方は購入されて10日以内ですでにいらっしゃいますね。僕としては、クロノスハイをアフィリエイトをはじめるひとつの『きっかけ』にしていただきたいという想いがあるんです。
──アフィリエイトという市場そのものを、『クロノスハイ』によって広げていくと。
僕自身、求人欄に『アフィリエイト』という職業項目ができたらいいなと思っているぐらいですからね。
僕はアフィリエイトをはじめて10年ぐらい経つんですけど、周りの友達や家族、親戚に『アフィリエイトをやっている』と言ったところで一切通用しません。普通は何それ? という反応になりますから。
──確かに、社会的にはアフィリエイトはまだまだ認知されていないのが現状です。
セミナーとかではよく話すんですけど、求人会社さんがアフィリエイトを立派な職業のひとつとして認めてくれて、いずれ求人欄に『アフィリエイター募集』みたいな項目ができたらいいなと思っています。今回の『クロノスハイ』でそのシェアがある程度は広がったんじゃないかなと。
──『クロノスハイ』が、あらゆる面で業界に一石を投じたのかもしれないですね。
実は僕、これがインフォプレナーとしてはじめての商品なんですよ。だから余計に嬉しいですね。こういう言い方は誤解を招くかもしれませんが、この価格で、マーケティングとして赤字になってもチャレンジできるインフォプレナーさんがおられるかな?と。
──それだけ『クロノスハイ』には自信があると。
そうですね。もしかしたら購入された方によっては足りない部分もあるかもしれませんが、自分の中ではかなり満足のいく商品だと思います。
──『クロノスハイ』が完成するまでに、どれくらいの期間がかかりましたか?
2ヶ月~3ヶ月ぐらいです。収益に関しては早ければ1ヶ月で出始めると思います。さすがに初月から100万とかは無理でしょうけど、収益としては1ヶ月以内には出せるんじゃないですか。
──『クロノスハイ』の手法としては、ひとつのサイトではなく複数のサイトを持つというものですか?
そうですね。ただ、複数のサイトを持つにしても狙ったキーワードでその市場を荒らすのではなく、『どうやって狙ったキーワードで売っていくか』というマーケティングができる力をクロノスハイを購入された方に身につけていただきたかったんです。どんなに綺麗なサイトを作っても、収益が上がらないということはあります。これは何が問題なのかというと、その狙い目キーワードがユーザーの求めているキーワードではないんです。
どんなにデザインが良くても、それがユーザーの求めているものなのかというと、
そうではない。そのあたりの部分も勉強できるかなと思います。
──ただ稼ぐだけではなく、『稼ぐためのマーケティング能力』も身につけられるんですね。
そうですね。あとは『ユーザー目線になれる』というのが一番の強みですかね。僕はサイトやデザインに関する知識は一切ありませんが、『ユーザーがこう思うだろうな』という部分に対してピンポイントにキーワードを当てていけるので稼ぐことができています。そこの力をクロノスハイを通じてつけていただければ、どんなビジネスでも成功すると思いますよ。
──マーケティング能力を身につけるということは、アフィリエイターからインフォプレナーへ...という大きなステップにもなりますよね。
結局、クロノスハイを買って稼ぐことができて完結、というわけじゃないんですよ。あくまでクロノスハイをネットビジネスをはじめる『きっかけ』にしてほしいと。実は、クロノスハイである程度の知識を身につけていただいたときに無料面談を始めようと思っているんです。そこでクロノスハイを購入された方が身につけ、実践したものをさらに上手く引き出してあげれば、もっと収益が上がるものができるんじゃないかなと。
──クロノスハイで塾なども運営できるのでは?
塾に関しては一応考えています。僕自身、教育側に回りたいという気持ちがありますし、いずれはそういう方向に進んでいければいいかなと思っています。
──川口さんはネットビジネスの塾に入った経験はありますか?ないですね。というのも、僕がアフィリエイトをはじめた頃は塾自体がなかったんですよ。ネットビジネスの塾を石田塾、蝶野塾で知って、そこではじめて『こういう塾があるんだな』と。ただ、そのときはある程度自力で稼げていましたからね。そういう環境が昔からあれば、もっと早く収益が上がったんじゃないかなと思います。
──その当時はPCでアフィリエイトされていたのですか?
最初にやったのはPCの物販サイトですね。ゼロから学校にも通わずホームページビルダーの本を買って作りました。銀粘土を東急ハンズやロフトで買ってデザインして、釜で焼いて写真を撮ってそれを載せたんです。だからものすごい効率が悪くてお金ばかり出て行きました(笑)
──ちなみにそのときの売上は?
プロモーションの方法なんて何もわからなかったこともあって、ひとつも売れずに終わりました。今だったらPPCとか楽天に出すとかヤフオクに出すとかいろいろな手法がありますが、その当時は『作ったら売れる』と思っていたんです。で、そこでPCのデザインが大変だということがわかって、携帯アフィリエイトに切り替えました。
──携帯に切り替えたとたん、売上が上がったのですか?
はい。今考えると、PCはただ勉強しただけの期間でした。携帯は何よりもサイトが作りやすいですね。デザインにこだわらなくていいし、重要なのはテキストでいかに広告に対するコンセプトを伝えることができるかということと、商品に対してのPRの文言を上手く考えられるかだけです。それさえ理解できれば、どんなジャンルでも稼げると思いますよ。
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現在に至るまでの道のり、悩みを抱える人へのメッセージ...
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