インタビュー

【前編】「新時代のトップランナーVol.1」石田塾・塾長が語る~ネットビジネスの未来予想図

2009.06.01[インタビュー | 特集]

今でこそ珍しいものではなくなった、ネットビジネス塾。しかし、この男がいなければ、「塾」そのものが誕生していなかったのかもしれない。今回は、ネットビジネス塾の先駆者であり、リアルビジネスにおいても成功を収めている石田健氏にお話をうかがった。次々と成功者を生み出している石田塾の秘密から、ネットビジネスの行く末まで、石田氏がそのすべてを語った──

※この記事は2007年11月に掲載されたものです。

【前編】「新時代のトップランナーVol.1」石田塾・塾長が語る~ネットビジネスの未来予想図

第一章「石田塾」成功の理由

塾を運営する一番のメリットとは?

──現在石田さんは石田塾を主宰されていますが、そもそもなぜ塾を開こうと思ったのですか?

「塾だと自分が伝えたいことを100%伝え切れるんですね。情報ビジネスは、時間が経つとノウハウが風化されてしまうものだし、使えなくなってしまう。あと、インターネットの世界だと予想外のことが起こるんです。「まぐまぐ」の代理人登録が有料になったというのはまさにそれですよね。それならば塾の方が長期間面倒を見ることができるし、変化に応じて情報をアップデートできますから。それがまずひとつですね」

──では、ふたつ目は?

「商材の場合だと、やはり一方通行になってしまうことが多いということです。しかも、購入者の進度がバラバラになってしまう。それに商材を購入する方は、とりあえず値上げする前に買っておいて結局やらないというケースが多い。実際、商材を買ってすぐに手をつける方は全体の2割ぐらいですから。それをなくすために、石田塾では個人コンサルティングに近いことをしているんです。予備校とかとは違った、個人に合った指導法ができるので、その人が最も取り組みやすい内容に噛み砕いて教えるということができます」

石田塾の様子
──他に競合する塾などはあったのですか?

「インターネットで名前をつけて塾をはじめたのは、僕が最初なんですよ。自慢じゃないですけど(笑)最初は「石田健のSEO+アフィリエイト講座」という名前でした。ただ、それじゃ石田さん覚えにくいよというメールがある塾生から届きまして。人に言うときも「+」をいうのが特に面倒くさいと(笑)一言で言ったら石田塾でしょ、と」

──塾生からのメールがなければ「石田塾」という名ではなかったのかもしれませんね。

「結局、そういった塾生からのフィードバックが大切ということなんですよ。
それによって、僕も学ぶことができる。これが一方的な情報発信だと、購入者の声を吸収するのが難しいじゃないですか。先日、Yahoo!の検索結果が変動したときも、塾生からいろんな情報が入ってくるわけですよ。このサイトが沈みました、このサイトが上がりましたと。そうすると沈んだり上がったりした原因が見えてくるわけです」

──塾生からの視点を得ることで、新しい発見があると。

「そうですね。塾生の声を聞くことで、さらに僕からも塾生に対してフィードバックをすることができる。塾をやる一番のメリットはそこなんじゃないかなと思いますね」


塾生モチベーションアップさせる方法とは

──塾を始めた当初は何名ほどの塾生がいたのですか?

「130人ぐらいですね。定員は5人だったんですけど(笑)募集したら180名ほどの申し込みが来て、最終的には130人に落ち着きました」

──石田さんがパイオニアとなったネットビジネス塾ですが、それを望んでいた人が多かったということでしょうか。

「ネットビジネスをやってみたいけど、それを指導してくれる人がいなかったというのが大きいでしょうね。それに、ヤフオクの情報コーナーに代表されるように当時の情報ビジネスがいい加減な世界でしたし、その中で結果を残している人が塾をやるというのがなかったというのもありますね」

塾の様子──塾の運営を始めてから、運営の難しさを感じることはありましたか?

「塾生にテキストを発行した次の日に、テキストで発行した内容の一部が使えなくなったということはありましたね。あとは、塾生のモチベーションを維持することが難しいですね。購入したときの高いモチベーションをどうやって維持するのか。僕の場合は、稼げるモデル、つまり実際に稼いでいるサイトを次から次へと見せることで稼げるんだということを伝えるようにしています。先日のセミナーで市原高一さんが自分のサイトを見せまくっていましたから(笑)」

──実際に稼いだサイトを見せられると、塾生側もモチベーションが上がりますね。

「ただ、それは僕にとってある意味で脅威になるんですよ。見せられたほうが、同じことをされたらまずいじゃないですか。でも、そうすることで自分を追い込んでいるという部分もあります。それをプレッシャーにして、さらに良いものを作っていくと。僕らにとってのモチベーションアップにもなりますね」

──より良いものを作っていく向上心が、第六期まで続く「石田塾」の秘訣なんでしょうか。

「それももちろんありますけど、持続するノウハウを出していることが続いている秘訣だと思います。まず自分ではしごを作って、自分でそのはしごを登っていくと。はしごまで用意しなきゃいけない塾生がいたら、アフィリエイト塾じゃなくてFXのシステムトレードの塾に行ったほうがいい。当然リスクはありますけどね。そっちの方がアフィリエイトよりも確実ですよ。でも、僕の塾はそういうことをするのではなく、「稼ぐ思考」を身につける場所ですから」


「効率を求めない」それが石田塾の特徴

──塾生の中には、アフィリエイトは簡単にできると思って入塾する人も多いのでは?

「石田塾にそれを求めて入塾する人は少なくなっていると思います。あと、僕の塾では「ガバチョ」とか「ロボット君」とか自分で開発しているツールすら使いません。石田塾のひとつの特徴として「効率を求めない」というのがあるんですよ。もちろん、最初から爆発的に稼ぐ人もいますよ。ただ、それはボーナス的な意味合いで、本質的にはもっと下の仕組み作りをしっかりとやっています」

石田塾の様子──「石田塾」のもうひとつの特徴として、中・上級者はリアルビジネスをやれ、というものがありますよね。

「情報ビジネスっていうのはある意味リアルビジネスに近いと思うんです。セミナーを開いたりするのもリアルビジネスですし。実際にあった例では、横浜で整体師をやっている人が、ネットを使って集客したら売り上げが何倍も上がりましたということもありましたし、いろんなやり方があると思います」

──ネットで得たものをリアルビジネスに還元していくということでしょうか。

「還元ではないですね。リアルビジネスと結びつくことで参入障壁を築いてしまうということです。例えば、アフィリエイトサイトは参入障壁ゼロですよね。誰でもできちゃうわけですから。ところが、リアルビジネスと結びついた仕事をしているとそう簡単に参入はできない。だって、僕が翻訳の仕事で年収一億稼いでいますといったところで、じゃあ俺もやろう、とはならないと思いますし」

──今後、石田塾をどういった方向へと発展させていきたいと考えていますか?


「石田塾の塾生は、現在、様々な検索結果で、その上位を北極の氷のごとく覆っています。しかも、「○○+○○」という複数検索ではなく、ワンワードで。だから、そういう人達は塾内での人的なネットワークを活かしてプロジェクトチームを作って、どこか大手企業のコンサルティングをするとかしたら面白いと思います。今後は、リアルビジネスとの連携を図っていきたいですね」


次回後編「第二章:成功への軌跡」「第三章:成功原則」
6月15日に掲載いたします。


※この記事は2007年11月に掲載されたものです。



石田健(いしだ けん)石田健(いしだ けん)

1966年7月16日、新潟県長岡市生まれ。
アカデミアジャパン株式会社代表取締役。

1996年、翻訳のCANをネットで開業し、
ネットビジネスの世界に足を踏み入れる。

2004年11月に石田塾第一期を開講、
2007年11月時点で第六期まで続く人気の塾となっている。
趣味のゴルフは、ハーフで39を出すほどの腕前。


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