インタビュー

1月特集・前編「天才が見ている世界」中村司

2009.01.01[インタビュー | 特集]

集客コンサルティング、Web広告・マーケティング業などのかたわら、あらゆるジャンルの情報教材を手がけ、すべてが大ヒットとなっている株式会社ウィニ ングエッジ代表・中村司氏。ネットビジネスに興味のある人間なら誰もが知っている、情報起業家の第一人者である。その手腕から「天才」の異名を取る。
今回はその中村氏から、ビジネスの一端をうかがった。



特別な知識なんかいらない


中村氏は「TOEIC」「ゴルフ」「競艇」「株式投資」「音痴克服」など、幅広いジャンルの情報教材を発売し、それらがすべて大ヒットしていることで知られている。なぜ、たくさんのジャンルで、高いクオリティを持った情報教材を作れるのだろう。自分が得意ではない分野の情報教材を扱うということは難しくはないのだろうか?


中村司1「たしかに、扱う情報は結構広いですね。ただ、ぼく自身に知識がなくても、詳しい知識はそのジャンルの専門的家にゆだねればいいわけです。大きな部分は当然勉強しなきゃいけないですけどね。たとえば、教材を紹介するセールスレターを書くときに、何にも知識がなかったら書けないですから。ただ、それはその専門家の著書を読ませてもらったりするくらいでいいと思います。」


そのジャンルの専門家とタッグを組んで教材を作り、販売していく。確かに効果的な手法だ。しかし、専門家とのパイプ自体がだれにでもあるものではない。ゴルフが好きだからプロゴルファーと知り合えるわけではない。その点はどうしているのだろうか。

「色々な方法があるんですけど、具体的な方法のひとつは、本の著者の人にアプローチするというのがあります。詳しくは「続・情報起業非常事態宣言」の中で説明しているんですが、難しいことではありません。」



-情報起業


他のビジネスとくらべて、情報起業のメリットをあげてもらった。

「大きなメリットは、他の業種にくらべて、収益率が高いという点です。あと、スピードが早い。ぼくも、他のビジネスをいくつか手がけているんですが、形になるまでってのは時間がかかりますよね。準備期間に。それにくらべて情報起業っていうのは時間がかからなくて、しかも高いリターンが得られる。」

では、反対にデメリットはあるのだろうか?

中村司2「それは参入障壁が低い点です。参入障壁が低いっていうことは、誰でも簡単にそのジャンルの情報教材に参入できるっていうことです。

だから、だれが次にそのジャンルに参入してきてもいいように、そのジャンルの第一人者を捕まえておく必要があるということです。最初に捕まえておけば、その市場を押さえることができますよね。なので、ぼくは情報起業を始めたころから、有名な人と組めって言ってきたんです。

そのころ、情報自体が素人の情報が多くて、新しい教材が出れば売り上げが半分になるとかっていうのが当たり前だったんですよ。だから、後から他の人が入ってきてもつぶせるもの、ずっとそのジャンルにいて、いつまでも売り上げを保てるもの、これを確立しようとすればトップの人の情報が強いですよね。
結局、そういう部分をカバーできていれば、参入障壁が低くても、よいビジネスだと思います。」


つまり、デメリットは少ないのだということだろうか?

「そうです。正直、

他のビジネスより楽

ですよ。同じ労力で、他のビジネスよりも多いリターンを得られる。ひとつのコンテンツを作っちゃえば、自分が卸しになれるわけじゃないですか。他のビジネスなら代理販売とか通さなきゃいけない場合が多いですけど、自分が卸しになれるんだから、リターンは大きいです。」


中村氏はわかりやすく噛み砕いて説明してくれたが、その目は真剣だった。仕事に関する熱を感させる表情だった。

現在は情報起業のトップを走る中村氏だが、同じ情報起業のジャンルの中に尊敬する人物はいるのだろうか?

「ぼくの知ってる情報起業家の中では菅野一勢さんですよね。菅野さんと一緒にビジネスをさせていただいてますし、勉強させてもらうところは大きいですね。

菅野さんって、物事をすごくシンプルに考える人なんですよね。ストレートにゴールまで行くっていう。往々にしてぼくたちって複雑に物事を考えがちなんですけど、ゴールまで一直線に進んでいくっていうところが見習う点ですね。無駄を省いていくところですね。」

仕事に関して、特別に心がけている点を何か、聞いてみた。

「やっぱりスピードですね。どれだけ時間を短縮できるかっていうところです。限られた時間を、どれだけ高いリターンに変えられるか、っていうことは常に意識しています。」

ストレートにゴールまで。無駄を省き、限られた時間を最大限に生かす。中村氏のこだわりだ。


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