なんでも大学

「100%の勝率はありえない」誇大広告の罠

2008.10.17[なんでも大学]

FXでの損失、指南書著者に賠償命令 東京地裁

「100%の勝率」などとうたった外国為替証拠金取引(FX)の指南書「FX常勝バイブル」を購入して取引を始めた男性が、「約180万円の損害を被った」として賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、指南書の著者と、指南書が紹介していたFX業者などに計約100万円の賠償を命じた。


小原一人裁判官は、「100%の勝率はありえない。誤った情報提供で取引させた」と指摘した。原告の弁護士によると、指南書が紹介するFX業者の損害賠償責任を認めた判決は初めてという。
(NIKKEI NETより転載)

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まず声を大にして言おう。

誇大広告を信じるな!!

先日、infocatch倒産の折にも触れたばかりだが、
甘い言葉に惑わされ、大事な部分を見誤ると取り返しの付かなくなることがある。

ニュースにあった購入者は訴えが認められ賠償金を得られたが、
大事な部分を見落とした者の多くは、泣き寝入りである。


そもそも100%プラスになる投資があるとするならば、
誰もが億万長者であり、貨幣の価値は下がる一方なのだ。
裁判官がありえないとまで言い切った「100%の勝率」という謳い文句で販売した方もした方だが、
それを鵜呑みにして購入した方も、判断を見誤ったのではないか。

しかしながら、それは仕方の無いことで、
誇大広告にはそれほどのパワーがあるのだ。



確実ではないと思っていた投資が「100%の勝率」と謳われていればその効果に期待してしまう。
その説得力に、半信半疑ながらも手に取る人は確実にいるだろう。


残念ながら、信用よりも売上の為に誇大広告を流すところはいくらでも存在する。
売上重視の為にどれほど誇大広告を流しても、潤うのは目先だけだというのに。それでも誇大広告によって売上を得ようとする者は後を絶たない。やはり、誇大広告の説得力に判断を鈍らせる人々が少なくないからだろう。

誇大広告によって営業をかける業者を撲滅に導くには、
まずは一人一人が、不確かなものを見極める目を持たねばならないのではないだろうか。

もちろんそれが一番確実ではあるが、
infotopのように誇大広告の利用者を登録させない方針のところもある。
こういったサイトを利用するのも、一つの賢い判断と言えるだろう。


(文責:一二三祭)

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